オークションで自分好みのノートPCを見つけてしまったという話(その2)
まあそんなわけで、期待と不安が入り混じったまま購入してしまった富士通LifeBook S760。
いざ手元に届いてみると・・・
良かったちゃんとUSキーボードだった。しかも筐体はまあまあキレイ。
とはいえ起動不可とはいえこの状態ならオークションで数千円という価格にはならないはず。何か問題があるはずと探してみると。
なるほど、背面のHDDを格納する裏蓋のネジが一本オシャカになっている。ったく高々ネジが一本バカになっただけで投げ捨てるようにオークションに出品するとは、もったいないオバケが出てきてくるぞ?(写真は既に対処後の状態)
マイナスの精密ドライバーでネジの頭をやさしく叩いてネジ山を作り、ネジ滑り防止液をつけて奮闘すること約1時間半。タッピングしてやらなくても外すことができて良かった。ふー。
あら、KingSpecの290GB SSDが隠れていたじゃないですか。オークションの説明文にはストレージ無しと表記されていたけれど、これはちょっと得をした気分。メモリが無いのは想定内。
メモリを搭載しないとBIOSも起動しないという情報を得たのでこれまたオークションで4Gのメモリを購入して搭載、起動してみると…
おおBIOSが起動した。なーんだオークションの売り文句の起動不可で部品取り用なんて嘘ばっかし!カスタムメイド番号が表示されるということは、やはり海外の法人向けノートPCだったんでしょうね。
海外向けとなると気になるのは技適。というわけで無線LANカードを取り外して裏返してみると、ちゃんと郵便記号のマークが記載済みで技適対応済み。良かった。
というわけで胸をなでおろしLinux Mint 19.1 Cinnamon 64-bitをインストールしてみる。
あっさりインストール完了。トラックパッド右側にあるスクロールホイールはデバイスが認識されず動作しない様子だけど、今のところ問題なし。できればBluetoothを内蔵するためにLANカードは交換してみたいなあ。
さて、もう少し気になるところはございまして・・・
(その3)に続く、予定。